12月最終週、何が何でも売り上げアップせよとの指令が発令しています。それは別に構わないんです。
今までエリア売上に貢献してきた自分の事業所のことには触れず、12月単月成績だけ見て一気に上げてきた他事業所を引き合いに出し、
「あっち凄いね。そっちもガンバレ」
みたいなことを数値で送ってこられました。
ブチンときました。
今までの評価は出てきません。いつも真面目な優等生ではなく、不良が一回席譲ったら称賛されるアレをやられたんですよ。
こうなったら意地です。全力で売りを上げてやんよ。
ただし、自分一人ではどうにもなりません。
いつも頑張ってくれているスタッフにどう伝えるか。
同じ「最後の1週間は売上を上げろ」という目的の伝達でも「1人1日ノルマ〇〇円」と画一的に叫ぶのと、個々の関係性や特性に合った伝え方をするのとでは、受け手のモチベーションが違います。
今回、本気で協力してほしかったので、協力してほしいという根元の理由と、普段は「いいよいいよ」で終わらせている空気感を一切出さずに、声のトーンを落として伝えました。
相手の捉え方は3つあると思っています。
伝えた後に
「仕方ない、協力してやるよ」「いつもへらへらしてるのに今回は真剣なんだな。協力しよう」(感情面への訴えに応えてくれる)
「帰社時間はずらさずに隔週のお客様と毎週のお客様の兼ね合い見て、より売り上げの多い方に伺おう」(生産性向上を図る)
「え、なんかガチですやん。やろう」(威圧に弱い←)
スタッフ個人個人に人格があるので細かく言えばもっとあるかもしれません。
個人としてはスタッフモチベーションコントロールに自信を持っています。
ですが、あくまで瞬発的なものであって一定期間以上コントロールすることは無理だと考えています。そもそも自分自身のモチベーションを365日制御しきれない自分に他人まで操れるスキルはありません。
だからこその「緩急」
普段は緩くていい。
いつもじゃなくていい。
この最終週だけ持てば良い。
そして、結果が伴わなくてもいいなんて半端な気持ちはない。
目的は一つ。やりたいことが伝わればいい。
仕事関連で灯が付くことは滅多にありませんが、今回は別。
ラストまでは全力で駆け抜けます。
スタッフの皆様、意地になった上長のわがままにあと2日だけお付き合いください。