駅弁に色気がないことでお馴染みの我々夫婦が今回旅をしてきたのが、ペリー来航の地、伊豆下田。当日に梅雨明け宣言が出たというタイミングだったので、天気は一気に夏モード!オレンジレンジの上海ハニーが脳内を駆け回ってます。
踊り子号で3時間、熱海からさらに南下して現地に到着です。
まずは伊豆下田の駅直結ロープウェイで寝姿山てっぺんに行き、下田全域を確認しました。
ヤシの木、瓦屋根、きれいな海、薄着の女の子。ああんもうこんなんだいたい沖縄やあああん!
この後、ぐんぐん快晴へ。嫁曰く、普段から小さな徳を積んでると、こういう時にきちんと自分に返ってくるとのこと。徳徳貯金って言ってました。
その後、レンタサイクルで金目亭という漁師飯のお店と、ペリーが通ったペリーロードへ。
35℃の中、ヘルメットかぶって下田の街を電動自転車で回るという修行を経て、いざ本日の宿、下田大和館へ。
タクシーに乗りかけて気づきました。
僕
た
ち
こ
ん
な
に
身
軽
だ
っ
た
っ
け
?
駅ロッカーに預けた荷物をすっかり忘れて宿に行くという絶望展開を神回避しつつ、改めて下田大和館へ。
オーシャンビュー、24時間かけ流しの室内露天風呂付。年季は入っているものの、やはり老舗の旅館は良きです。
そしてこの海である。
こんなんもうだいたい沖縄やああああんん!!!
念のため持ってきた水着になり海で大はしゃぎです。嫁もバシャバシャはしゃいで泳いでます。そんな嫁は人間で例えるともう40才近くです。
そしてはしゃぎすぎた結果
カメラ、逝く。
突然の大波によりカメラに思いっきり波がかかり、全体的に塩水と砂まみれになりました。以降の写真はスマホによりお送りいたします(切り替え大事)
時間いっぱいまで海で遊んだ後、室内風呂に入ることに。ってか、外のビーチから望遠鏡で覗けば丸見えなんじゃないかな。これはもう僕のあられもない姿を伊豆ビーチに生配信ですね!こんなシチュエーションに燃えるタイプの人は合法的に一糸纏わぬ姿を曝け出せるのでお勧めです←
なんてしょうもないことを考えていたら、同じような思考の女が隣で同じようなこと言ってました。
夕飯後にビーチで花火をすることになっていましたが、夕飯コースの待ち時間が長いこと長いことwそして、量が半端ない。
写真のものは夕飯の一部ですのでまだまだありました。相当お腹パンパンでしたが、この後のお品書きに
【鍋料理】【雑炊】【デザート】
と書いてある時点で敗北を覚悟しました。
デザートのところてんセットを30秒で流し込み速攻花火しにビーチへ。夜の海には街灯がないので真っ暗です。まあ、その辺はほかの宿泊客の懐中電灯で賄えますので問題ありません(´∇`)(´∇`)
深夜3時、たまたま目が覚めたので海岸を散歩。一面に広がる天の川。シティーボーイの僕どころか海の女すらも、あんなにしっかり見えたのは人生初とのことです。情景は筆舌に尽くしがたい。カメラがアレなので心のフォルダにしまいました。
そして次の日もこのような快晴。
屋上にあるオーシャンビューのお風呂を味わいながら朝食へ。
二日目は下田海中水族館にお邪魔しました。
水族館のイルカかわいいという当たり前の罠にかかり、ずっと見ていました。
夕方の電車までの時間を利用しペリーの船に乗って青い海に出航!運がいいとキャモメにエサやりが出来るとのことで、かっぱえびせんを購入。尚キャモメが来なかった場合嫁のエサになります。
出航ししばらくすると、キャモメと混じってトンビまで現れて大いに盛り上がりました。
盛り上がりすぎて全然景色覚えてないです。
滞在ラスト一時間は伊豆下田駅の居酒屋でお疲れ様会。「イッショウケンメイハコンデキマシタアタマヲナデテクダサイ」と、都内でも見かけたことのない最先端配達ロボットが現れました。
帰り道に人と遭遇したらしく遠くで「ドイテクダサイ、ハヤクシナイトテンチョウニオコラレテシマイマス」と聞こえました世知辛いですね。
そして、なぜか二回目以降はバイトのお兄さんが運んできました。頭は撫でませんでした。
あいつ、スクラップ行きになったんだな…。
最後に究極アイスティー(でも400円)を購入しながらゆったりホームへ。
こんな感じで踊り子号到着から踊り子号出発までに、夏全部満喫の最高効率で動けた気がする旅行でした。
一ミリも無駄のない、かつ、ギチギチすぎて疲れるわけでもない凝縮された一泊二日、最高でした。
※意味をなさないカメラ用三脚を無駄に引き連れての旅行ということには目を瞑ります。
そうそう、カメラですが
「いやー、金曜の夕方くらいに調子悪くなって、それから電源が入らなくなったんですよー」
と、わざわざ自分から海に持っていき塩水に浸かった事実をお伝えせずに修理に出したところ、完全故障で修理不可とのことでした(徳徳貯金)